どれだけ良い商品、良いサービスを展開していても、知ってもらわなくては始まりません。ホームページを開設した、ネットショップを運営している、SNSで発信をしている、などさまざまな活動がありますが、それぞれを効果的に使っていかなければ、認知拡大は難しいです。
現在は情報過多と言われている市場で、どうやって自社サービスや商品の認知拡大を行なっていくかは、力を入れて取り組まなければいけない問題です。
福井マーケティング研究所では、認知拡大施策のサポートも行っております。商品やサービスを売るために、まずはそのもの自体を見込み顧客に知ってもらう活動をちゃんと行っていきましょう。
商品・サービス分析
他の人に知ってもらうためには、自分自身がその商品やサービスに対して詳しくならなければいけません。詳しくなると言っても、商品知識やスペックについて詳しくなることではなく、あくまで顧客目線で必要な情報に対して詳しくなる必要があります。
多くの中小企業様はこの顧客視点が抜けた状態で、商品の良さやサービスの良さを伝えようとしています。確かに業界最先端の技術を集約したサービスかもしれませんし、過去の伝統を引き継いできた唯一無二の商品かもしれません。でも、お客様が求めているポイントはそこでしょうか?
顧客視点での商品・サービス分析
福井マーケティング研究所では、よく言われる3C分析、SWOT分析などのビジネス分析フレームワークを用いることもありますが、中小規模でまず重要なのは顧客視点を持つことです。難しい分析方法で要件を洗い出すことも重要ではありますが、それよりももっとライトな定性的な分析が必要と考えています。
「お客さんから見て、この商品に需要はあるのか。」という観点から、他社商品の分析や、市場動向分析を行います。その結果、「お客さんは実はこのポイントを気にしているのではないだろうか。」というポイントを見つけることができれば、そこが顧客に対しての訴求点となります。
認知を拡大していくにしても、どのポイントで認知を拡大するのか、そのポイント探しを顧客視点で行っていきます。
商品・サービスのブランディング
認知を拡大していくためには、その商品やサービスがブランディングされている必要があります。必須とは言い切りませんが、ブランディングされていることによって認知拡大しやすく、その後の購買行動に結びつけやすくなります。
ブランドと聞くと高額なハイブランド品をイメージされる方もおられますが、ブランドというのは商品やサービスを顧客から識別してもらうためのものです。つまり、高級なもの、希少なものという意味合いは全くありません。顧客が識別できる状態になれば、それはブランドなのです。
他社製品とは違い、御社の〇〇を購入・利用するという形で選んでもらうことができれば、認知拡大や販売拡大の大きなサポートになると思いませんか?それがブランディングです。
オンラインとオフラインの掛け合わせ
福井マーケティング研究所はホームページ制作会社ではないので、オンライン集客のためにホームページを開設しましょうと言った安易なご提案は致しません。デジタル領域(オンライン)で認知拡大するのは一つの手法であって、根本の目的達成はまた別にあります。
そのため、福井マーケティング研究所ではオンライン活動、オフライン活動、どちらも織り交ぜた認知拡大戦略を構築しています。
オンラインでの認知拡大戦略
オンラインでの認知拡大戦略として、ホームページの開設やSNSアカウントの運用、デジタル広告の活用、コミュニケーションツールの活用があります。
ただ、闇雲にウェブを使うのではなく、ユーザーからの行動を起点とした認知なのか、こちらからの行動を起点とした認知なのかをしっかりと区別しなければいけません。
ホームページは検索されなければ表示されないものであるため、ユーザー行動を起点とした認知です。しかし、SNSアカウントからの発信は企業側の発信が起点となる認知活動です。広告配信も企業側の発信が起点となる認知活動ですね。
このように、オンラインの認知拡大戦略では、どこが起点になっているのかをしっかりと意識した戦略を立てていかなければ、「思ったよりお客さんが見てくれていない」という状況が発生してしまいます。ただ待っているだけの認知拡大手法は、全く認知になりません。
オンラインを活用するのであれば、こちらからの情報発信がベースとなり、まずは自社発信でユーザーへ情報を届けることが必要です。その上でユーザーに行動(検索など)してもらうことによってより深い情報を知ってもらい販売に繋げるような形です。しっかりと道筋を立てて認知拡大戦略を組んでいくことが重要です。
オフラインでの認知拡大戦略
福井マーケティング研究所はマーケティング分野の顧問として活動しているため、オンラインだけではなくオフラインマーケティングも多く取り入れています。最近ではオンライン活動が注目されているものの、まだまだオフラインでの認知拡大戦略も重要です。
店舗集客をしたいためにホームページやSNS、Googleマップに力を入れる企業様は多くおられます。しかし、実は幹線道路沿いに看板を一つ立てるだけでその何倍も集客できた事例もあります。
ホームページやSNSなどのオンラインツールは安価で使えるイメージがありますが、そこにかかる人件費や管理費などの見えないコストが意外と高いものです。それに比べて看板は一度立てておけば毎月の固定費だけで24時間365日認知を広めてくれます。
また、地域密着型ビジネスの場合、まだまだフリーペーパーへの広告出稿やテレビCMも侮れません。しっかりと考えてキャッチコピーを作成し、その後のオンライン誘導まで導線を作っておくことによって、効果検証が行えるオフライン活動ができます。