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無料ホームページ作成サービス7選!無料ホームページサービスのメリット・デメリット、賢い使い方をご紹介

今までホームページはhtmlやcss、JavaScriptなど専門的なプログラミング知識がなければ作成が難しいものでした。しかし、最近ではそういったプログラミングの専門的な知識がなくても、コードを書くことなく直感的にホームページ作成ができるサービスが多数展開されています。

さらに、過去はhtmlなど専門的な知識が必要であったためホームページ作成には多額の費用がかかりましたが、専門知識が不要なホームページ作成の場合は無料で作成できるものもあります。業者に頼まなくても、自分で無料でホームページを作れてしまう時代です。

この記事では、そういった無料のホームページ作成ツールのご紹介と、無料ツールのメリット・デメリット、無料ツールの賢い使い方についてご紹介いたします。

目次

無料のホームページ作成サービス

無料でホームページが作成できるサービスは多数あります。自社で持っているサーバーにインストールして利用するものから、ウェブ上で動作するブラウザ版のサービスまで、形態は様々です。

このセクションでは無料で利用できるホームページ作成サービス(ツール)をご紹介します。

Wix(ウィックス)

Wixは無料ホームページ作成サービスの代名詞とも言えるものでしょう。海外(イスラエル)で開発されたホームページ作成ツールであり、全世界2.5億人のユーザーがいると言われています。2012年から日本版もリリースされ、直感的にブロックでホームページを作成できることから、中小企業ではコーポレートサイトとして利用している会社も多く存在します。

ホームページのデザインテンプレートを選択し、そのテンプレートの中身をカスタマイズすることによってオリジナル性の高いホームページが実現可能。マウスのドラッグアンドドロップが出来ればホームページ作成ができるといっても良いほど簡単にオリジナルホームページが作成可能です。

さらに、クレジットカード決済のカート機能も付属しているため、無料でありながら簡単にネットショップを開設することも出来ます。直感的に利用でき、機能性にも優れた無料ホームページ作成サービスです。

メリット

  • 直感的に使用できるため初心者でも安心
  • デザインテーマが多くオリジナル感が高い
  • ネットショップも作成できる
  • 多言語翻訳にも対応している
  • 日本語コールセンターがある

デメリット

  • デザインテンプレートが多いため、理想のものを探すのが大変
  • htmlを利用した独自ブロックの作成が難しい
  • 無料プランは容量制限などが存在する

Jimdo(ジンドゥー)

JimdoもWixと並んで日本で多く使われている無料のホームページ作成ツールです。ブラウザで利用できるサービスであり、全世界で3,200件ほどのホームページがJimdoで作成されているようです。(弊社クライアントでもJimdoを導入している企業様がおられます)

htmlやcssを利用した本格的なホームページ作成ができるジンドゥークリエイターというサービスと、質問に答えるだけでAIが自動でホームページを作ってくれるジンドゥーAIビルダーという2つの作り方が存在します。AIビルダーの場合はホームページ作成について何の知識が無かったとしても、質問に答えていくだけで簡単にホームページが出来上がってしまいます。

メリット

  • 質問に答えるだけで自動的にホームページが完成する
  • 拘りたい人向けにはジンドゥークリエイターが存在する
  • レスポンシブデザインとなっているため、スマホにも自動対応
  • スマホアプリからホームページが更新可能

デメリット

  • デザインテンプレートが利用できるのはジンドゥークリエイターのみ
  • 無料プランで作成できるホームページは全5ページまで
  • 無料プランは自動で広告が表示される
  • 無料プランは190日以上ログインしないとホームページが消える

STUDIO(スタジオ)

STUDIOは日本の会社が提供している無料のホームページ作成サービスです。専門的なコードを書かなくてもデザイン性の高いホームページを作れるのが特徴です。CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)、問い合わせフォーム、分析ツールもオールインワンになっているため、STUDIOで作成すれば高機能なホームページを作成できます。

デザインレイアウトを自由に選択できるだけではなく、アニメーションを設定したり、特徴的なフォントスタイルを適用したり、とデザイン自由度の高さは他の無料サービスと比較しても別格。デザイン性の高いホームページを手軽に作りたいなら、STUDIO一択かもしれません。

しかし、無料の範囲では月間10,000PVのアクセス制限があったり、独自ドメインは利用できなかったり、広告が表示されてしまったりといった問題もあります。

メリット

  • デザイン性の高いホームページが作れる
  • 問い合わせフォームなどの機能は付属している
  • アニメーション設定など複雑なデザインも作れる

デメリット

  • 無料の範囲では制限が多い
  • 有料プランは他サービスと比較して高額
  • 自由度が高いため操作が少し複雑

ペライチ

ペライチは日本製の無料ホームページ作成サービスです。その名前の通り、1枚型のウェブページを作成することに特化したサービスとなっています。複数枚のホームページを作成するというよりは、1枚型で縦に長いページ(LP/ランディングページ)を作成することに適したサービスです。

デザインテンプレートも600種類以上存在するため、希望のデザインを選択してホームページを作成することができます。1枚型だけではなく、複数枚ページを作成してそれぞれをリンクすることによってホームページとして公開可能。

日本企業が運営しているサービスなので日本語対応などの心配はありませんし、スマホやタブレットに対しても自動対応(レスポンシブ対応)しているので安心です。

しかし、無料プランでは1枚までしかページが作れないため、ホームページ作成というよりは広告の遷移先などランディングページの作成ツールとして利用するのがおすすめです。

メリット

  • 600種類以上のデザインテンプレートがあり、好みのウェブページを作成可能
  • 自動でレスポンシブ対応済み
  • ブロックを追加することで縦に長いページ作成ができる
  • ランディングページ形式のブロック構成となっており、そのまま広告の飛び先として活用可能

デメリット

  • 無料プランはウェブページ1枚だけしか作れない
  • 無料プランには広告が表示される
  • 5ページ作成する場合は2,950円/月となりやや高額
  • 無料プランは10,000PVまでなので、閲覧数が多くなると対応不可

Google Site(グーグルサイト)

Google SiteはGoogleが提供している無料のホームページ作成サービスです。Googleが提供しているということもあり、作成にはGoogleアカウントが必要となります。

Googleアカウントを持っているユーザーと共有して共同編集出来るのが大きなポイント。他のサービスのようにログインのたびにアカウント情報を入れるのではなく、自分のGoogleアカウントに対して共有をかけてもらえれば一緒にホームページ作成が可能。

非常にシンプルで使いやすいUIなのですが、デザインテンプレートが非常に少ないのでオリジナル性の高い個性的なホームページを作ることは難しいです。企業サイトを作るのには適していないでしょう。あくまでも簡易的なホームページを作っておきたい時に活用できるホームページ作成サービスです。

メリット

  • Google社製という安心感
  • Googleアカウントを持っていれば共同作業可能
  • 直感的にブロックを設置して作成可能
  • ページ数などの制限なし

デメリット

  • デザインテンプレートが少ない
  • オリジナル性の高いページ作れない

WordPress.com(ワードプレスドットコム)

WordPressというCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)は全世界で数多く利用されています。世界中のホームページの43%以上がWordPressにより作成されているとのデータもあるほど、世界中で利用されているホームページ作成システムです。

WordPressには、自前のウェブサーバーにインストールして利用する「WordPress.org」と、WordPressレンタルサーバーを利用してブラウザ上で作成できる「WordPress.com」があります。「WordPress.org」はサーバーやホームページ作成の知識が必要となるため、初心者の場合は「WordPress.com」一択です。

WordPressというのはもともとブログサイトの作成に多く利用されてきたCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)ですが、その自由度の高さから昨今では企業のコーポレートサイトやネットショップまでWordPressで作成されています。(この福井マーケティング研究所のホームページもWordPressにより作成しています)

WordPressにはデザインテンプレートが無数に存在し、テンプレートだけではなくプラグインを活用することによって複雑な機能も実装可能となります。プラグインを駆使することができればウェブの知識がなくても大規模なホームページが作成可能になるのがWordPressの特徴です。

メリット

  • 無料、有料問わずデザインテーマが無数にある
  • プラグインの利用により追加機能を実装可能
  • 世界中で使われているため、操作方法が調べれば出てくる
  • ウェブの知識がなくても利用できる

デメリット

  • 世界中で利用されているため、クラッキング対象になりやすい(インターネット攻撃されやすい)
  • 無料では利用できるプラグインに制限がある
  • WordPress本体、デザインテーマ、プラグインなどそれぞれにアップデートが頻繁にある

Webnode(ウェブノード)

Webnode(ウェブノード)も無料でホームページが作成できるサービスです。ヨーロッパ企業が運営するサービスなので日本ではまだまだ導入している方も少ないかもしれませんが、世界4,500ユーザーが利用している大規模なホームページ作成サービスです。

ホームページビルダーによってブロックを操作してホームページを作成します。ビルダーが備わっているため初心者の方でも、ホームページ作成の知識がない方でも、簡単に作成できるのが特徴です。他のサービスと比べると機能性に関しては劣る点がありますが、有料プランも月額378円〜リーズナブルに利用できます。

WixやJimdoでホームページ作成をしてきたものの、「ちょっと今までと違うテイストのものを作りたい」という方にはおすすめの無料サービスです。

メリット

  • ホームページビルダーにより直感的にホームページが作成できる
  • 問い合わせフォームなどの機能が実装できる
  • 海外製サービスであるものの、日本語に対応している

デメリット

  • 他のサービスと比較して機能性に劣る
  • デザインテンプレートのカスタマイズ性が低い

ホームページは無料サービスでも良いのか?

ホームページ作成を考えられている方の中には、「もし無料でホームページが作れるなら嬉しいけど、本当に無料サービスで作ったもので大丈夫なの?」と心配に思われている方も多いはず。「タダより高いものはない。」ではないですが、やっぱり無料で作れてしまうものにはそれなりなリスクがあると考えられる方も多く、躊躇する場合もあるでしょう。

その方の状況やフェーズによりけりなので一概にどうとは言い切れませんが、弊社としてはクライアント様の状況に合わせてホームページ無料作成サービスの導入をお勧めしています。事業開始時期、新規商品のテストマーケティングなどでは無料のホームページ作成サービスを積極的に導入し、まずは費用をかけずにリリースすることを意識しています。

無料サービスの特性を理解した使い方が重要

つまり、一概にホームページ無料作成サービスが良い、悪いではなく、自分の状況に合わせて無料サービスのホームページで良いのか、オリジナルのホームページが必要なのかを検討しなければいけないということです。

ホームページは作るのが目的ではなく、実際に稼働して売上に繋げることが重要です。売り上げに繋げることが目的であれば最低条件だけ満たして、まずはテスト的に稼働させるために無料サービスを利用して投資額を抑えるというのは良い選択ですね。

無料サービスを利用する1番のメリットは何と言っても投資額を抑えられるということ。であれば、投資額を抑えてどれくらいのリターンが得られるのか、テストに成功した後にどれくらいの投資をしてリターンをどれくらい拡大できるのかをしっかりと計算しておくのが大事です。

事業初期のホームページはデザイン性よりもスピードと管理のしやすさで判断

ホームページを作る時にはどうしてもデザイン性を意識してしまいがちですが、無料サービスに完璧なデザイン性を求めるのは難しいものです。あくまでも無料で作れるものなので、そこまでプロクオリティのデザイン性はありません。

特に、新規でホームページが必要になるのは事業開始時期のはず。事業開始時期には事業本体に対して何かとお金がかかるものなので、ホームページにかける費用を削減するのは大いにアリですね。ホームページは集客の窓口になるものなので綺麗に作りたい気持ちもわかりますが、事業開始時期は見た目よりもまずテストマーケティング的にホームページを活用することが重要です。

つまり、事業初期はデザイン性に富んだホームページを目指すより、費用を抑えつつスピーディに作成でき、かつその後の管理がしやすいホームページを作ることが大切になります。テストマーケティングの一環としてホームページを運用することになるため、ホームページの修正やページの追加など細かな作業がスピーディに行えるかどうかは重要なポイントです。

無料ホームページ作成サービスの選び方

無料ホームページ作成サービスの選び方

上で述べているように、無料のホームページ作成サービスはたくさんあります。それぞれに特徴がありますし、初めてホームページを作るときにはどのサービスを選べば良いのか分からない方も多いでしょう。

ここでは、無料ホームページ作成サービスを選ぶためのポイントを少しだけご紹介します。

作成目的に合っているか

まずはホームページを何目的に作成するのかをしっかりと認識しましょう。会社の紹介用なのか、事業紹介を目的とするのか、はたまたネットショップとして商品販売をしたいのか。

もし会社紹介をしたいと思っているのに、1枚型のページしか作れないのでは十分な情報が掲載出来ないかもしれません。1枚に全てをまとめると縦に長いページになってしまいます。

ネットショップをしたいと思っているのであればカート機能が必要ですし、決済機能も必要です。そういったネットショップに必要な機能が備わっているのかを確認しなければいけません。

無料作成サービスはある程度機能が制限されているものが多いため、自分のホームページ作成目的に沿ったものを選ばなければいけませんね。

継続的に無料なのかどうか

無料作成サービスの中には、初期は無料であっても数ヶ月後から費用がかかるようなものも存在します。初期費用が無料でも月額費用がかかったり、ページ数を増やすと費用がかかったり…。中にはホームページへのアクセス数が増えると有料になるようなサービスも存在します。

「無料」の文字だけに釣られずに、継続的に無料で利用できるのかをしっかりと確認しましょう。

日本語対応しているか

無料作成サービスの多くは海外製です。

海外の企業がサービスを運営しており、サービスの登録ページを日本語で作られているケースも多々あります。もし全て日本語対応してくれていない場合、実際にホームページを作る画面が英語になっていたり、契約に関しての大事な部分が英語で記載されていたりします。

海外製サービスの方がデザイン的には魅力的かもしれませんが、実際の画面が使いにくいのでは元も子もありません。操作画面が日本語に対応しているかどうかをしっかりと確認しておきましょう。また、運営会社のサポートも日本語に対応しているか確認しておくと安心かもしれませんね。

スマホ、タブレット等にレスポンシブ対応しているか

現在、ほとんどのホームページはレスポンシブ対応されています。レスポンシブ対応というのは、一つのURLでパソコンでも、スマホでも、タブレットでも、どの画面サイズにも対応できるホームページのことです。画面幅が変化すると自動的にコンテンツのレイアウトが変化し、画面が小さくても見やすい状態を保ちます。

古いホームページの場合、スマートフォンの画面ではパソコン表示の画面がぎゅっと小さくなったように表示されるものもありました。無料サービスであったとしても、そういったスマホやタブレットに対応しているかを確認しておく必要があります。

SEO対策の項目が存在するか

ホームページは作っただけでは集客が出来ません。GoogleやYahoo!で検索された際に上位に表示される必要があります。この福井マーケティング研究所も、「福井 マーケティング」や「マーケティング 顧問」といったキーワードで上位表示できるように日々試行錯誤しています。

こういった上位表示する方法をSEO対策と呼び、ホームページ内の各所の設定を行ったり、コンテンツの更新をしていくことが必要になります。そのため無料のホームページ作成サービスであっても、実際に集客するためにはSEO対策を行える設計になっているか確認しなければいけません。

SEOに関係するmeta情報が触れるのか、本文中のタグは適切か、コンテンツは更新できる状態か、などを確認して検索で上位表示が出来るサービスを選定しましょう。

無料範囲の機能制限がどの程度か

無料ホームページ作成と謳いながら、ほとんどのサービスには有料プランがあります。本来は有料のホームページ作成サービスの中の一部の機能を無料で提供しているといったイメージ。ホームページを作るところまでは無料で出来たとしても

  • 問い合わせフォームの設置
  • ページの追加
  • 大きな画像の追加
  • 決済システムの導入

などについては有料となっているものもあります。自分が何を目的にホームページを作成したいのか、どのような機能が必要なのかを最初に確認してからサービスを選びましょう。

独自ドメインが利用できるか

一般的にホームページには独自のドメインを付けて公開します。このホームページも「marketing-laboratory.com」というドメインをホームページにつけて公開しています。どのようなホームページなのか分かるようにサービス名や会社名をドメインにするケースが多いですね。

しかし無料のホームページ作成サービスの場合、ドメインを独自のものにできない場合が多々あります。デフォルトでドメインが決まってしまっており、それを変更することができなかったり、変更するためには有料プランを契約しなければいけなかったり。

企業のコーポレートサイトなどの場合は名刺にドメインを記載することもあるでしょう。そういった時にランダムな文字の羅列ではあまり良くないので、ドメインを意識する時には有料プランが必要になります。

無料ホームページ作成サービスのメリット、デメリット

無料ホームページ作成サービスのメリット、デメリット

ここまで無料のホームページ作成サービスについて紹介しましたが、もちろん無料作成サービスにもメリット・デメリットが存在します。何のためにホームページを使用したいのかをしっかりと考えつつ、メリット・デメリットを把握したホームページ作成が重要です。

無料ホームページ作成サービスのメリット

無料ホームページ作成サービスの利用には様々なメリットがありますが、ここではそのいくつかを取り上げます。

費用をかけずにホームページを持てる

無料ホームページ作成サービスの一番のメリットは何といっても無料でホームページを作れること。上でも述べたように事業の開始時期はいろいろな費用がかかるため、事業本体以外への投資額はなるべく抑えたいもの。そんな時には無料のホームページを作成するのもアリですね。

通常のホームページ作成には制作費用として50万円〜ほどの費用がかかりますし、ランニング費用としてドメインやサーバー費用も年間数万円ほど必要となります。そういった費用をかけずにホームページが持てるというのは無料作成サービスの一番のメリットですね。

作成から公開までがスピーディ

通常のホームページ作成の場合、

  1. 全体の設計を作って
  2. ワイヤーフレームを作って
  3. カメラマンが写真撮影をして
  4. デザイナーがデザインデータを作って
  5. コーダーがhtmlで実装して
  6. エンジニアがCMSなどシステムを組み込み
  7. ドメイン、サーバーを契約して公開

ザックリとこのような手順でホームページの作成〜公開までが行われます。各工程の間には確認作業が入るため、短くても約3ヶ月〜ほどの期間が必要となります。

しかし無料作成サービスの場合、多くの方は自分で作成されることでしょう。自分で作成するのであれば各工程の確認作業は必要ありませんし、そもそも無料ツールでできる範囲しか触らないので工程に分けて進める必要もありません。

ほとんどの無料サービスはデザインテンプレートを選んで、手持ちの画像を挿入し、各箇所の文章を入力していくだけでホームページが出来上がります。頭の中になんとなくのイメージを持っていれば、今からすぐにでもホームページ作成に取り掛かることができます。

さらに、通常のホームページは管理コストもかかりますし、修正するためには制作会社に連絡して修正してもらわなければいけません。しかし、無料サービスの場合は自分で気付いた箇所はすぐに自分で修正できます。管理自体を自分でできるのも大きなメリットですね。

簡単に作成できる

これは利用するサービスによって多少違うかもしれませんが、ほとんどのサービスではマニュアルが付属していますし、マニュアルを読まなくても直感的にホームページを作れます。用意されているブロックをドラッグ&ドロップで移動するだけでレイアウトが作れ、クリックして文字入力するだけで完成します。画像は手持ちのものを管理画面にアップロードするだけ。

管理画面からマウス操作で作ることが出来るためhtml、css、JavaScriptなどのプログラミング知識は必要ありませんし、デザインデータを作る必要もありません。全て備わっているのが無料作成サービスの特徴です。

自分で編集、修正ができる

ホームページ制作会社に作ってもらうホームページの場合、html、css、PHPなど専門的なプログラミング言語を用いたホームページになります。デザイン性や機能性には優れたものが作れるかもしれませんが、公開後に修正しようとした場合には作ってくれたホームページ制作会社に依頼するしかありません。

しかし、無料作成サービスを利用すれば作成が簡単なだけではなく、その後の修正も簡単です。作った時と同じように管理画面からテキストを変更したり、画像を変更したり、レイアウトを変更したりできます。ホームページは作るよりもその後の運用が大事になってくるため、修正や編集が自分でできるというのは大きなメリットでしょう。

複雑な機能追加も比較的安価に出来る

サービスによっては問い合わせフォームの追加やネットショップ機能の追加、独自ドメインの繋ぎ込みなどは有料になっているものもあります。「なんだ、無料じゃないのか」と思われるかもしれませんが、一般のホームページ制作会社に依頼した場合に比べるとかなり格安で機能が利用できます。

「通常のホームページを作ったけど後からネットショップ機能を追加したい」となった場合、制作会社によっては数百万円の費用が必要になるケースもあります(作り直しになるため)。しかし、ホームページ作成サービスを使っていれば、有料ではあるものの設定一つでカート機能を追加したり、問い合わせフォームを追加したりできます。

そういった追加機能は月額数千円程度かかるかもしれませんが、制作会社へ依頼したオリジナルホームページに比べれば天と地ほどの価格差があります。

無料ホームページ作成サービスのデメリット

これほど優秀なホームページ作成サービスですが、やはりデメリットもあります、メリットだけではなくデメリットも確認した上で導入を検討しましょう。

独自ドメインが使用できない場合が多い

ほとんどの場合、ホームページは独自のドメインをつけて公開されます。しかし無料のホームページ作成サービスの場合、独自ドメインが設定できないようになっているケースが多々あります。無料サービスのWixの場合は「〇〇.wixsite.com/〇〇」のようにアカウント名とサイト名を組み合わせた表記になりますが、あくまでも wixsite.com の中にあるホームページとして表示されます。

一時的に使用するホームページやテスト的なものであれば問題ないかもしれませんが、企業のコーポレートサイトやサービスサイトとして使用する場合は独自ドメインを使用した方が良いでしょう。無料ドメインに特別悪影響があるわけではありませんが、名刺に記載するURLがWixになってしまうのはあまり良くありません。

ドメインは自社の所有物であることを表す意味もあるため、継続的に使用するホームページの場合は独自ドメインが使用できるものを選択するべきです。

あくまでもテンプレート内のレイアウトになる

ホームページを作る時に参考となるものを探しているとデザイン性に富んだ最新のものが多く目に留まるかもしれません。しかし、無料のサービスではそこまでデザイン性が高いものは実現できません。あくまでも無料のテンプレートの中から選択し、画像やテキストを入れ込んで作ることになります。

そのため、どうしても実現したいデザインがある場合は普通に制作会社へ依頼した方が確実です。無料サービスの中をカスタマイズして作ることも不可能ではないですが、そのためには専門的な知識が必要になりますし、そういったカスタマイズを制作会社に頼むことになるでしょう。

見た目はそこまで気にせず、ひとまずホームページが出来上がれば良いという人は無料の作成サービスがおすすめですが、デザイン性にこだわる方は通常通り制作会社へ依頼した方が満足できる仕上がりになるでしょう。

特殊な機能をつけることは難しい

無料ホームページの場合、画像スライダーや問い合わせフォーム、ネットショップ機能などを付ける場合に有料になるケースがあります。無料の範囲だと画像の入れ込みやテキストの表示、ちょっとしたレイアウトブロックの追加しかできない場合が多いので、特殊な機能を付けるのは難しくなります。

会社サイトであったとしても問い合わせフォームや電話ボタンは必要になるでしょう。無料だからといってそういった機能が備わっていないサービスを選んでしまうと、全く機能しないホームページになってしまいます。特殊な機能が欲しい場合には思い切って制作会社へ依頼した方が吉です。

検索結果上位に出にくい

無料ホームページはSEOと呼ばれる検索エンジンに最適化した作りになっていない場合がほとんどです。GoogleやYahoo!で検索された際に上位表示するためには、検索エンジンに適したhtmlコーディング、タグの設定、コンテンツの更新などを行い、その情報を適切にGoogleへ認識させる必要があります。

無料で使える利便性はありますが、そういった裏側の作りは専門的な分野になるため対応しきれていないサービスがほとんど。せっかく作ったホームページも検索結果に出てこないのでは意味がありません。

GoogleやYahoo!からの検索集客を狙う場合は無料サービスではなく、しっかりと設計してホームページを作ってもらうべきでしょう。

広告が表示される場合がある

無料ホームページでよくあるのが広告が表示されてしまうケース。ホームページ作成を無料で提供している会社として収益を上げる必要があるため、無料で作られたホームページの中に広告枠を設けて広告を掲載しています。

あなたが会社のホームページとして無料ホームページを作ったのに、そのホームページの中に他社の広告が表示されている状況は良くありませんね。お客さんがせっかくあなたのホームページを見に来てくれたとしても、その広告をクリックして別のホームページへ行ってしまうかもしれません。

広告を非表示化するためには有料プランを契約する必要があるため、そういった手間を防ぎたいなら最初から制作会社へ依頼した方が確実ですね。

無料ホームページ作成サービスの賢い使い方

無料ホームページ作成サービスの賢い使い方

無料のホームページ作成サービスはたくさんありますが、一番大事なのはどのサービスを使うかではなく、何のためにホームページを作るのかというポイントです。このポイントを見失って「無料だから」と安易に始めてしまうと痛い目を見る可能性も…。

無料のサービスだからこそ、賢く使う必要があります。

ホームページの目的を明確にする

無料サービスを検討している場合、まずはホームページを作成する目的を明確にしましょう。会社の紹介か、事業の紹介か、実際に問い合わせを獲得したいのか、はたまたネットショップでものを売りたいのか。

目的によっては無料のホームページ作成サービスでは要件を満たせない可能性もあります。そういった場合には最初から制作会社へ依頼し、最低限の予算でホームページを作った方が後々のことを考えても確実かもしれません。

目的がはっきりしていないと、いくら無料のホームページ作成サービスであっても時間と労力を無駄にしてしまう可能性があります。

事業初期のテストマーケティングに使う

事業開始時期、事業本体に多額の費用がかかるフェーズではホームページ作成にかかるコストを抑えることが重要です。そういった時、無料のホームページ作成サービスを利用するのは賢いでしょう。ただ、あくまでも無料作成サービス範囲内のことしかできないので、過度な期待はしないことです。

テストマーケティングとして、「さっと作ってさっと出す。すぐにデータを集めて方向性を見直す。」こういった事を意識した運用ができるのであれば無料作成サービスは大きく役立つはずです。

テストマーケティングを行うのであれば、データを集計して分析できる体制は最低限整えておきましょう。分析結果を見ながらサイトのコンテンツを修正し続ける必要があります。

広告の飛び先として入れ替え前提で使う

中にはリスティング広告やSNS広告で集客を行なっている会社さんもおられるでしょう。デジタル広告は広告そのものを改善することも大事ですが、飛び先となるページの改善を繰り返すことも重要です。しかし、いちいちホームページ制作会社に依頼してページを作っているのでは時間がかかりますし、多額の費用もかかります。

そこで、そういった広告飛び先ページとして無料ホームページ作成サービスを活用するのは賢い方法でしょう。無料でページが作れますし、簡単に作成、編集ができます。つまり、コストをかけずにページのPDCAを回していくことが可能になるわけです。

こういったコストとスピード感を意識した運用が想定される場合、無料のホームページ作成サービスをうまく活用しましょう。

その他のホームページの作成方法

その他のホームページの作成方法

無料ホームページ作成サービスを使って作る、制作会社へ依頼して作る、という他にもホームページを作成する方法はあります。ちょっと難しいですが調べながらやれば自分でも出来る方法ですし、無料サービスに比べて自由度も高いため弊社のお客様にもお勧めしています。

ここではどのようにホームページを作るのか、その方法を簡単に解説します。

レンタルサーバーを契約する

まずホームページを保有するためにはホームページの元となるウェブデータを保管しておくためのサーバーが必要となります。

サーバーというと大規模なものをイメージされるかもしれませんが、レンタルサーバーというものもあります。レンタルサーバーとはその名の通り一つのサーバーを貸し出ししてくれるサービスであり、容量の制限はあるものの低価格でサーバーを持つことができます。

エックスサーバーなどは有名なレンタルサーバーであり、登録から設定までが比較的簡単で初心者向けです。また、セキュリティ設定もしっかりあるため安心。ホームページを作成する時にはそういったレンタルサーバーを契約しましょう。

ドメインを取得する

ホームページを公開するためにはドメインが必要です。「〇〇.com」というようなもので、このドメインをサーバーに接続し、そのドメインフォルダの中にホームページデータを入れることによって「〇〇.com」でホームページが表示されます。

ドメインを取得するにはお名前.comやエックスドメインなど色々なサービスがありますが、エックスサーバーでサーバーをレンタルするのであれば、そのままエックスドメインでドメイン取得するのがお勧めです。同じ場所で取得すればネームサーバー変更などややこしい設定を省くことができます。

WordPressをインストール

サーバーとドメインが用意できたら、その中にWordPressをインストールします。ここでいうWordPressは「wordpress.com」ではなく、「wordpress.org」のことです。WordPressというCMSだけをサーバーの中にインストールして使うような方法です。

エックスサーバーの場合、WordPress簡単インストールという機能があるため比較的簡単に初心者でもWordPressを組み込むことができます。ボタンをクリックして進めていき、必要な情報を入力するだけでOK。

デザインテンプレートを適用する

WordPressのインストールまで出来たらデザインテンプレートを適用します。WordPressには無数のデザインテンプレートが存在し、WordPress公式として提供されているものだけではなく、テンプレート作成会社が作ったものや個人が作ったものまで幅広くあります。

弊社ではTCDというテーマテンプレートをお勧めしています。デザインの種類が豊富であり、かつテンプレートの種類によって必要な機能が最初から備わっているため追加カスタマイズが少なくて済みます。テーマを入れて設定を進めていくだけでそれなりに使えるホームページが出来上がります。

必要な機能に合わせてプラグインを導入する

テーマテンプレートだけでは十分に機能を満たせない場合のため、WordPressにはプラグインという拡張機能が備わっています。プラグインも無数に提供されており、問い合わせフォームを作成するプラグインだけでも数百種類が提供されています。

自分のホームページに必要な機能を洗い出し、その機能を満たせるプラグインを探してインストール。プラグインを駆使することができれば、WordPressでネットショップも作れますし、会員限定サイト、ソーシャルメディア、他サイトの管理システムまで作ることができます。

まず最初にホームページの目的を明確にすることが重要

このページでは無料ホームページ作成サービスの紹介、そのメリット・デメリット、賢い使い方、その他のホームページ作成方法までをご紹介してきました。

無料ホームページ作成サービスを批判される方も多くおられますが、何でも使い方次第かなと思っています。使い方にマッチしたものであれば積極的に取り入れていくべきですが、その使い方が合っているかを判断するためにも「ホームページの目的」を最初に明確にしておきましょう。

  • ホームページは何を掲載するのか
  • ユーザーに何をしてもらうのか
  • 長期的な予算はあるのか
  • いつまで使用するのか

などを明確にし、予定しているホームページが無料作成サービスで良いのか、それとも制作会社に作成してもらった方が良いのかを判断します。

何といっても、結局のところはコストパフォーマンスです。そのホームページ作成にいくら投資し、そのホームページからいくらの売上・利益を生み出すのかが重要です。

そういった費用対効果をちゃんと意識して、無料ホームページ作成サービスの導入を検討しましょう。

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