福井マーケティング研究所は今から事業を始めたい方だけではなく、すでに事業を行っているお客様に対して、既存事業についてのご相談を受け付けております。
- 事業規模拡大を目指しているが、どこから手をつけたら良いか分からない
- ネットショップの売上を上げたいが、何が問題か分からない
- 求人をかけたいが、どこに相談すれば良いか分からない
- ホームページを提案されたが、今の事業にあっているか分からない
など、相談といってもその内容は多岐にわたります。
また、ご相談いただいているお客様の事業規模も月商数百万円〜月商数億円とかなり幅があります。事業の内容、フェーズ、規模に合わせたマーケティング施策が必要となるため、しっかりとヒアリングを行いながら目的に沿ったマーケティングプランをご提案いたします。
事業の因数分解とステップに合った施策構築
事業計画の作り直し、明確化
すでに事業を行っている企業様でも、事業計画をしっかりと作らずに事業を進めている企業様は多くおられます。社長自身が得意な分野を事業にして事業を走らせながら拡大してきたようなビジネスでは、事業計画を無しに戦術の設計を行われているケースが多々あります。
事業計画は道しるべです。
今の事業がどのように社会に価値を提供し、その対価としてどれくらいの金額が生まれてくるのか。生まれた金銭をどの程度、どこに投資することで事業が拡大するのか。拡大した先にはどのような問題が起き、その問題を解決することでどのような未来が作れるのか。
事業計画無しに事業をスタートしてしまうと、今の状況が良いのか悪いのかさえ分からなくなってしまい、ビジネスにおいての適切な経営判断を下せなくなってしまいます。
すでに開始しているビジネスであっても、改めて各ポイントを分析し、しっかりとした事業計画を作ってみることが大事です。
共通認識を持てる目標設定
事業を進めている中で目標というのは重要なものです。売上であったり、問い合わせ数であったり、集客数であったり、と目標としているポイントは多くあるでしょう。しかし、その目標をスタッフ全員で共通認識として持てている企業様は少ないのが現状です。社長だけが目標を持っていて、スタッフは日々の業務に追われているだけの場合もたくさんあります。
目標が決まっていない場合、まずはしっかりとゴールとなる目標(KGI)と、それに対しての細かな通過点となる目標(KPI)を設定します。さらに、その目標を各事業部、各スタッフと共有し共通の認識を持った上で、それぞれのスタッフがどのように業務を行なっていくか組み立てるのです。
理想的には月次で決算ができるような仕組みを作り、事業単位、スタッフ単位で毎月の進捗確認と検証・改善を行なっていきます。やっている業務を改善した方が良いと考えている方は多いかもしれませんが、改善をするためにはまず目標設定と計画が必要です。
事業フェーズに適した施策立案
昨今はたくさんの情報が溢れており、事業を伸ばすためのマーケティング手法は至る所に情報が落ちています。
- 組織改善・評価制度の構築など人事的改善
- ホームページ作成によるオンライン活動、集客
- ネットショップの解説によるウェブ販売
- デジタル広告配信によるオンライン集客
- ECモールへの出店による販路拡大
など、ちょっと調べればたくさんやることが見つかります。
しかし、既存事業の事業フェーズを捉えた手法を実行しなければ、ちゃんとした効果を得られないばかりか、最悪の場合はそこにかけたコストが経営を悪化させてしまう可能性もあります。
今の事業フェーズはどの段階か、まずは事業のステップ分析を行い、今のフェーズに対しての施策、その後の経過によって未来的に行なっていく施策の準備という形で分けて最適な方法を探していきましょう。
ランチェスター戦略を用いたマーケティング施策
ほとんどの企業は弱者の戦略を取るべきです。これはランチェスター戦略という経営論で定義されている強者、弱者に分類したものを言います。
巷で有名な企業であっても実はランチェスター的に言えば弱者となります。強者と定義されるのは、その市場で1位の企業であり、かつ最低でも市場シェアを26.1%以上獲得している企業のことを言います。強者と定義される企業は本当に日本の中でも一握り。
つまり、ほとんどの企業は弱者に分類されるのですが、ランチェスター戦略の中では弱者は弱者の戦略を取らなければ事業成長は望めません。弱者の戦略とは差別化と市場シェアです。
弱者であるならば、他社との差別化を徹底して行い、小さな市場でのNo.1を目指すことが必要となります。大きなマーケットで比較するのではなく、事業自体をどんどん差別化し、ごく小さな市場を作り出した上でNo.1を取ることです。これにはしっかりと市場をセグメントし、顧客からの需要をしっかりと認識した上で勝てるフィールドを探していく必要があります。
効果検証ができる施策実行
事業を拡大するため、認知を獲得するために企業様はたくさんの努力をされています。
- 新聞広告に掲載してもらう
- 地域のフリーペーパーへ広告出稿をする
- テレビCMを放映する
など、昔からさまざまな手法で広告宣伝が行われています。
しかし、本当にマーケティングを行なって事業を拡大していきたいのであれば、ちゃんと効果検証ができる施策を行わなければいけません。効果検証というのは、その施策が
- どれだけの人に見られたか
- どれだけのアクションを獲得したか
- どれだけの売り上げに起因したか
- どれだけのシェア拡大に貢献したか
をしっかりと確認し、効果が出ているところは伸ばし、効果が出ていないところは改善しなければいけません。せっかくコストをかけているのですから、しっかりとかけたコスト以上の利益を回収できていなければ、その施策は必要ないということになります。
福井マーケティング研究所では、基本的にはデジタル広告などの効果検証ができる認知施策を行います。しかし、オフラインの広告活動においても、仕組みを整えてあげればちゃんと効果検証が可能なので、まずは全体設計を見直すことが重要です。